選挙とは|社会でどんな役割があるのか

政治

民主主義は、選挙があってはじめて成立する政治です。選挙によって、政治のリーダーを選び、もし駄目であったとしても、また再び選び直すことができる。

社会が悪い方向へ進むことを防ぐことができる安全装置機のような働きをしています。

例えば、ずっと同じ機械を使い続けることで、どこかしら部品が破損したり、調子が悪くなり、それを使い続けると事故につながりかねません。

それを防ぐために、定期的にメンテナンスや検診が必要となり、政治に関しても同じことがいえます。

「何かおかしい」と思った時に変えることが出来るのが選挙です。

政治の主役は政治家ではなく国民

選挙は国民が自ら政治家を選ぶしくみです。政治家を選ぶために投票する権利は国に保証されています。

「当たり前じゃないか」と思得るようなことですが、昔は選挙権があることは当たり前ではなかったのです。

選挙権を持つことが「あたりまえ」になる前は?

今は日本国民で満18歳以上ならば誰もが選挙に投票できる時代です。

18歳以上なら、男女、給与関係なく選挙で投票できますが、かつては当たり前ではなかった時代がありました。

明治天皇をトップにした明治政府が誕生した際に、明治政府は官僚が政治をおこなっていました。

そして、世界では、憲法がなければ国として認識されないことを知り、欧米へと岩倉使節団を送り、憲法を作るための準備を始めます。

 

選挙が当たり前ではなかった

かつての日本には「国民が政治に参加する」といった常識はありませんでした。しかし、日本政府がヨーロッパを意識するようになり、板垣退助が国会を作ろうと動き始めました。板垣退助らは、国民が選んだ議員によって政治をおこなう形を理想と訴え、署名活動を始めます。

結果として、政府も議会の設立を承認し、大日本帝国憲法が制定され、日本の政治ルールが完成したのです。

できた当初は衆議院と貴族院で構成されており、衆議院のみ、国民の政治参加が認められていました。

しかし、当時は女性の参政権は認められておらず、男性でも25歳以上の一定の直接税15円以上を収めている国民のみでした。

第二次世界大戦後に初めて、女性の参政権が認められ、年齢も男女20歳以上と引き下げられました。

こうした試行錯誤の上に制定された参政権を無駄にすることなく、国民が当事者意識を持って選挙に参加していきたいですね。

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